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Twitterには短い話しか書かない

地震の前から、ネットからの情報が入超になっているとは感じていた。TwitterRSSを読んでいるとすぐに時間がたってしまう。地震の後はその傾向がさらに強くなってきて、アウトプットがいっそう悪くなっている。140字でおさまることはTwitterに書いてしまうから(→@yimamura)、なかなかこの日記に載せるようなまとまった文章を書き始める気が起きない。

でもこのままだと心理的に便秘になってしまうので、たまにはなにか書いてみよう。

Twitterでひとつの話をするのにツイートをいくつも重ねる人がいる。「(続く)」「(続き)」なんて書いたりして。自分の場合、1つのツイートにおさまらない話はこの日記に書くつもりでいる。そう思うようなネタがなかなかないから、ここがあまり更新されないんですけどね。

ただ、Twitterで長めの話を連続投稿する人の気持ちもわかる気がするのだった。

複数のツイートで長めの話を書くのと、まとめた文章を日記やブログに投稿するのとでは、量や質は同じでも書く側の心理的な負担がだいぶ違う。記事として投稿する場合、ある程度きちんと推敲されたものが求められていると感じる。一方Twitterはややチャット寄りな作りだから、ちょっとした誤字があったりしても読む側は目くじらを立てない傾向がある。

それにひとつの記事として投稿するにはタイトルをつけないといけないでしょう。そこも原因なのではないかと思う。

これから書くことについてまずタイトルをつけるのは実はあまりよくなくて、書いていくうちに主題が変化していくこともある。それをそのままアップすると、タイトルと内容がちぐはぐになってしまったりする。そうならないようにするには、記事を書き終えてから結論を一言でまとめるタイトルをつけるとよい。とはいえそういうのも推敲のひとつであり、面倒だと思うのもよくわかる。

Twitterの気軽さのひとつには、タイトルがいらないこともある。読む側の姿勢が違うから、書く側の姿勢も変わってくる感じ。そういうところもチャット的だ。

(「はてなハイク」は「お題」に対して投稿するシステムで、これはまた独特の楽しさがある)