オープンソースの画像生成AIをセットアップから使い方まで解説する『Stable Diffusion AI画像生成ガイドブック』(ソシム刊)発売中(→本のサポートページ

今日の電子書籍記事リンク

「ニュース」と「コラム」を分けてみました。

ニュース

「日本の出版文化守りたい」 DNPと凸版の電子書籍業界団体にドコモ、東芝など参加 - ITmedia News
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1007/27/news084.html《「電子出版制作・流通協議会」の設立発表会。Internet Watchの記事は「大日本印刷・凸版印刷、『電子出版制作・流通協議会』設立発表会 -INTERNET Watch」。ITmediaが「日本の出版文化を守りたい」を見出しに入れたのはうまい。「既得権益を守るための団体では」「消費者のためにならなさそう」的な意見が透けて見えるようになっている》
「デジタル教科書教材協議会」MSやソフトバンクなど70社で設立 -INTERNET Watch
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100727_383677.html《またしても団体が》
シャープ、スマートフォン風の電子辞書など2モデル発売 - ケータイ Watch
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20100727_383497.htmlBlackBerryにそっくりと評判の電子辞書。さすが目のつけどころがシャープらしい》
「採算が成立」――作家発の電子書籍AiR」正式版公開 北川悦吏子さんや佐々木俊尚さん参加 - ITmedia News
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1007/27/news024.html《350円の先行版で、採算分岐点となる3500ダウンロードを達成した由。正式版は600円(→iPad版をAppStore/iTunes Storeで見るiPhone版をAppStore/iTunes Storeで見る)》
hon.jp DayWatch - 米国著作権局「音声読み上げに対応しない電子書籍DRMは、クラックしてもOK」との公式見解
http://hon.jp/news/1.0/0/1648/《いわゆる「iPhoneの脱獄が合法化」ニュース(たとえばEngadget Japanese:「米国著作権法、スマートフォンの脱獄を合法と認める」)の中に、こういう項目もあったという話。アメリ著作権庁がDMCA(デジタル・ミレニアム著作権法)のもとで》

コラム

その人の素顔|大沢在昌(作家)講演  「小説家サバイバル術。電子書籍の未来を見すえる」
http://www.sakuranbo.co.jp/livres/sugao/2010/07/post-2.html《「電子書籍であれば、古い作家の本は昔ならすぐに消えたでしょうけれど、今度はそのまま残る。電子書籍だから在庫管理がいらない。本屋さんの店頭とちがって、ずっとそのまま置かれているわけですから、ちょっと考えればそれがどれほどおそろしいかわかるでしょう」「最近勘違いをしている人がいて、『電子書籍になれば、出版社通さないで直接売れるじゃん』と思ってる。(…)出版社を通しても売れる人は売れる。だから直販してもいいんです。そのかわり宣伝してもらえればいいんだから。(…)けっきょく売れる人はさらに売れる。売れない人は100万冊、200万冊のなかのコンテンツに埋没してしまうわけですよ。それが電子書籍の時代です。8万冊しかない本屋さんでも目立って売るのが難しい時代に、この電子書籍の何百万のなかからどうやって買わせるか。考えるだにおそろしい時代だと思いませんか」「(インタラクティブ性のある小説コンテンツは)『これは小説じゃない』っていう人もいるでしょうが、一方で『これがいいんだ』という人も必ず世の中には出てきます」…実感がこもっていて面白い》
MAKE: Japan : 第1回電書フリマ
http://jp.makezine.com/blog/2010/07/densho_flea_market.html船田戦闘機さんの記事。「電子書籍だから何から何まで電子的にやらないといけない、というわけでもないことがわかったのが収穫」。そうなんですよね》
「元素図鑑」作者インタビュー(後編):「Kindle」は何も新しくない、「iPad」ならではの表現を目指す (1/3) - ITmedia +D PC USER
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1007/27/news027.htmliPadiPhone向け「元素図鑑」作者のセオドア・グレイさんインタビュー。》
Eブック版権をめぐるエージェントと出版社のバトル « マガジン航[kɔː]
http://www.dotbook.jp/magazine-k/2010/07/27/battle_over_ebook_rights_again/アメリカでの電子書籍ビジネスの一断面。エージェントが介在するビジネスモデルだと、こういう話も出てくるのね》
電子書籍iPadでどう楽しむ? 各社のコンテンツ配信新規事業に期待
http://bcnranking.jp/news/1007/100727_17739.html《大ざっぱな現状レポート》