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異星観光立体映画『アバター』を観た

川崎のIMAX 3Dで。『アバター』の3D版はいくつかの方式があって、なかでもIMAX 3D方式が突出してよいという話を聞いていたので。

Togetter(トゥギャッター) - まとめ「映画「アバター」の3D版は川崎や菖蒲のIMAX 3Dで」
http://togetter.com/li/2265

上では「吹き替え版を最前列中央で」という話になっていて、吹き替え版にしたのは映像に集中できてたしかによかったと思う。けど最前列のちょい右寄りで観た感じでは、さすがに最前列はちょっとつらいかも。吹き替え版でも字幕が出てくる場面があって、それがよりによって右上だから、スクリーン前方右寄りからだと首を右に動かさないと字幕を読めなかったという事情もあるかもしれない。しかしなぜ字幕を画面下部に出さなかったんだろうか。

あと乗り物酔いしやすかったりでふだんあまり前のほうで映画を観ない人は、この映画でも無理をせず下がるのがよいと思う。3Dなぶん、目が疲れないように引きの構図が多いかと思っていたらそんなことはなかった。

映像は本当にすごくて、不思議惑星パンドラへの観光気分を満足させてくれる。ストーリーはそれに合わせてか、シンプルで深みはない。いや映像も脚本もすごいなら、それに越したことはありませんが。でも映像体験としてはなかなか得がたいものがあると思う。

今年は3Dテレビ元年だそうで、家電メーカー各社が立体テレビに力を入れている。『アバター』が地上波で放送されるころにはそれなりに普及して、3D方式で放送されるかもなんて、根拠のない予想をしてみたりして。

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The Beach : perception and recognition of "I see you"『アバター』論
http://12kai.com/avatar.html《『アバター』の立体映像の画面設計について》
3Dで「スーパープレミアム」を加速するIMAXの劇場展開 -AV Watch
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20090714_302161.html《川崎などに現在のIMAX方式の映画館が開館したときの紹介記事。品川にあったアイマックスシアターの巨大なスクリーンからすると、川崎のスクリーンはIMAXというにはあまりに小さくてちゃちに見えてしまうけれど》

1月15日追記:3D全方式を鑑賞してのレビュー記事

アバター」3D版は4つの方式があり、そのすべてを観て比べた方の記事。

「立体感はIMAX3D>>>XpanD≧RealD>Dolby3D」とのことで、やはりIMAX 3D方式はほかと比べてかなりよいみたい。

アバター』3D全方式完全制覇レビュー:It's a ...:So-net blog
http://itsa.blog.so-net.ne.jp/2010-01-15