とり・みきの「冷食捜査官」新作が出てたのね

冷食捜査官(1) (モーニング KC)

冷食捜査官(1) (モーニング KC)

モーニングに短期連載していたもよう。

ところでこの「冷食捜査官」シリーズ、「モノ・マガジン」でのマンガ特集(そういう号が昔あったんです)に載った「冷たい女」が最初でした。ブレードランナーほどハイテク支配が進んでいない、デッドテック・フューチャーやレトロ・フューチャーともまた違う独特の雰囲気で、セリフまわしも妙にハードボイルド的なのがとてもいい感じでした。

シリーズはのちに2話を加えて短編集『犬家の一族』に収録されました。

ちなみに「モノ・マガジン」での掲載では、コマ外がすべて黒ベタで処理されていてそこがまたよかったんですが、『犬家の一族』では普通の白いコマ外でちょっと残念だったり。

また、「冷食捜査官」の世界設定は、のちに『DAI-HONYA』およびその続編『ラスト・ブックマン(The Last Bookman)』でも使われています。ただし内容は本を巡る物語で、主人公役も田北鑑生ではありません。

DAIHONYA (アスキーコミックス)

DAIHONYA (アスキーコミックス)

↓こちらは『ラスト・ブックマン』刊行時の復刊

ダイホンヤ

ダイホンヤ

ラスト・ブックマン

ラスト・ブックマン

それにしても「冷食捜査官」、さらに15年以上を経てまた作品が発表されるとは驚きです。とり・みきの底力を感じます。久しぶりにあの世界を見られるのは楽しみです。