「バナナダイエット」なるダイエット法がテレビで紹介されたとかで、スーパーの店頭からバナナがすっかりなくなっている。
この状態になってからもう2〜3週間はたつような気がするが、それでもまだ写真のようなありさまだ。
納豆のダイエット効果がテレビで紹介されたときは、こんなに長く品薄だったろうか。バナナは栽培するもの、納豆は製造するものだから、突発的な需要への対応しやすさは違ってくるのかもしれない。
こういう「ダイエット市場」ってすごいなあと思う。
これまでの無数のダイエット法で、やせられなかった人たちがたくさんいる。だから、新しいダイエット法がテレビで紹介されれば、そういう人たちがすぐに飛びつくのだ。
でもダイエットに失敗する→別のダイエット法を知ってやってみる→最初に戻る、の無限ループ。このループから抜けられる人が少ないほど、ダイエットの市場はいつまでもにぎわい続ける。
特定のダイエット法のブームがどのくらい続くのか、また効果的な露出のしかたなどは、ダイエットのマーケティングをしている人ならいろいろ研究しているのだろう。そしてその中では、ダイエットしたいけどできていない人が減っていく状況なんて、まったく考慮されていないに違いない。
ああ日本のどこかに、ある程度ブームになったダイエット法をなるべく多く記録している人がいる〜、といいなあ。
世界のどこかでもいいです。
追記
2020年3月には納豆がなくなった。
- 9年目の今日、『ワン・モア・ヌーク』を読む - ただいま村(https://ima.hatenablog.jp/entry/2020/03/11/235959)