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「幻肢痛」ならぬ「幻震感」がクローズアップされるかも

今週は関東で地震が多かった。震源の多くは千葉県北西部で、ここからの地震は頻発する傾向がある。

特に今回は、強めの地震があるだけでなく、震度1程度の微妙な揺れもけっこうちょくちょく起きている。

これだけよく揺れていて、地震に対して敏感になりすぎたのか、揺れを感じる機能に支障が出てきた。すなわち、「あれ、今揺れてる? 揺れてないかな…いやでもやっぱり揺れてる気がする」のような、変な感覚によくとらわれてしまうのだった。

幻肢痛」は、事故などで失った手足に痛みを感じる症状である。これを地震に敏感になりすぎることにあてはめて、ここでは「幻震感」と呼ぶことにしよう。

今回この「幻震感」が出ている人は、自分以外にもいることはわかっている。ならば関東一円、とくに震源に近いあたりの人には、同じ感覚が出ている人がそれなりにいるんじゃないだろうか。

フェリーなどで長時間揺られていると、家に戻ってからもしばらく揺れる感覚が離れなかったりするそうだ。

「幻震感」も同じようなもので、フェリーどころか地面が揺れる、しかも不定期だからたまらない。この話、そろそろワイドショーあたりに出てきそうな気がする。この感覚を得る人はどのくらいの割合でいるのかとか、有感地震が実際にどのくらい起きているのかとか、いろいろ知りたい。