テレビをつけたら、画面が出てくる前に「OKしてしもうた」という声が聞こえた。いったいなんの番組かと思えば大河ドラマ。「篤姫」の舞台は幕末とはいえ、開国前(ですよね)の薩摩である。「オーケー」などという言葉が使われていたとはちょっと考えづらい。
時代劇でもときどきこういうのがあって、水戸黄門では「親分チャンスですぜ」というセリフがあったとか、白土三平の「忍者武芸帳」だったかでは「おぬしにもスランプというものがあろう」と言っていたりした。
でもこういうのはわかっててやってるはずで、いやしくも大河ドラマでこんなお遊びをするわけがない。「OKしてしもうた」というセリフを、もう一度よく思い出してみよう。
ああ、わかった。「お受けしてしもうた」って言っていたんだ。
「お受けしてしもうた」「OKしてしもうた」
うーん似ている。しかも意味が同じ。すごい。英語日本語起源説に、また新たな1ページが。