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自分にとって、なぜMighty Mouseなのか

【元記事:なのか:d:id:manpukuya:20050803:mouse

昔から、2ボタンマウスには大きな不満があった。それは、ボタンを指1本のみでクリックしなければならないこと。Macは伝統的に1ボタンであり、これは人差し指+中指+薬指あたりで適当にクリックできる。指への負担が少なく、またオペレーション的にも不安がない(そこがMacのいいところ)。

以前、あるマウスのクリック感が指に合わず、使っているうちに人差し指の付け根が痛くなってきてしまったことがある。そこでJustyの「傾けマウス」(勝手に命名)こと「Body Click」(→紹介記事)を買ってみた。これは手首を傾けてクリックする方式で、指への負担がなく愛用していた。しかしこのマウスは不人気だったのか、すぐに見かけなくなってしまう。おまけにメーカーのJustyは自己破産してしまった。

やむを得ず、指への負担が軽いマウスを探しては、人差し指だけでクリック、中指だけで右クリックという生活をずっと送ってきたのだった。

指が疲れない複数ボタンのマウスを考えたことはある。それはまさにこのMighty Mouseと同じ外見で、クリック部全面をカバーするものだった。カバー内には、左クリックと右クリックの区別用に、5つくらいスイッチを並べる。左寄りの×個が押されたら左クリック、右寄りの×個が押されたら右クリック、と考えるしくみ。カバー部に穴を開ければホイールを置ける。これは上の「Body Click」がすでに実現していた。いいじゃんこれ! 誰か作って! と思いつつ、特になにもしてこなかった。

結果的には、Mighty Mouseによってもっとスマートかつコストのかからない方法で実現されたのであるが、これはまさに自分が夢見たマウスの形なのだった。いやすばらしい。8月3日はマウス記念日だ。

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