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なにをDVDで残すのか

【元記事:なにをDVDで残すのか:d:id:manpukuya:20030910:p1

HDD/DVDハイブリッドレコーダRD-XS31)を買った理由のひとつは、βやVHSで録りためたビデオテープを整理してしまいたいということ。ビデオの山の中から、必要なものだけをデジタル化する計画だ。

しかし、実際にビデオテープからHDDへの録画を始めようとしたところ、1本目のテープでさっそくつまづいてしまった。

ビデオデッキに入れっぱなしになっていたテープ。ラベルなどはなく、なにが録画されているのかわからない。再生してみると、おお、これはなつかしい銀河テレビ小説ではないか。井上ひさし原作の『四捨五入殺人事件』(原作はISBN:410116813X)。中条静夫中村雅俊大竹まことなどが出演する連続ドラマの最終回だ。これは面白かったな。最後に中条静夫が詠む、「鬼哭(おになき)の 森に住みたい いつまでも 山を越えれば りんごの里」という歌も面白い。

しかし、さてどうしよう。これもDVD化するべきだろうか。ここで悩んでしまったのである。

『四捨五入殺人事件』は面白いドラマではあった。しかし、最終回だけDVDにしてどうする? もう一度見るかどうかもわからない。もう亡くなっている中条静夫の姿のほか、やけに若い中村雅俊大竹まことの様子も、今見ると面白いことは面白い。でも保存版にするべきかどうか。

悩みつつ、とりあえずHDDに録画してしまった。この調子では本当に、ビデオテープがそのままDVDに置き換わるだけだ。これでいいのだろうか。

次は、絶対にDVD化するつもりのビデオテープに手をつけようと思った。