d:id:Imamura:20030803:p1に引き続き、「裸眼立体視の新方式」理論にもとづく立体画像を作ってみた。今回は視差を小さめにおさえた結果、なかなかいい感じになったと思う。
しかしこの画像も、2枚の画像の位置調整が難しかった。最初は電信柱に乗っているトランスがほとんど動かない位置関係にしたが、それだと背後の建物の動きが大きすぎて、不自然に見えた。そこで建物の動きが小さくなるよう調整したのが今の画像。これなら、手前に延びている電線の動きも含めて、自然に立体に見えるのではないだろうか。
アニメーションで見せる立体画像を作る際は、交差法や平行法で見る立体画像を作るのとはまた違う、より厳密なノウハウが必要なようだ。そのぶん、うまく立体に見えた時の喜びは大きい。手間はかかるが、また作ってみよう。