放射能と放射線について、新聞から得た知識のメモ。
放射線を出すものが放射能。放射能は放射性物質とも呼ばれる、ということらしい。
今回の事故で外部にもれたのは放射線であり、放射能ではない。ここがチェルノブイリ原発と違うところで、チェルノブイリの事故では放射能が大量にもれたため、長期間にわたって広い範囲が被害を受けた。
今回の臨界事故のように、放射能はもれず、放射線だけがもれたのであれば、窓を閉めて家の中に外気を入れないようにするというような対策は、窓ガラスによってわずかに放射線の透過率を下げる程度の効果にしかならないということのようだ。ただ実際に事故が起きたら、放射線だけがもれているということになっても一応、放射能への対策もとるだろうけれど。いずれにしても、こういう知識が役に立つ時は来てほしくないものだ。