99/06/29 (Tue.)−小説『コンタクト』

元記事:夜の記憶−99/06/29 (Tue.)−小説『コンタクト』】

またSETIがらみのネタで申し訳ないが、カール・セーガン『コンタクト』(新潮文庫)を読了。こと座ベガから、異星人の電波メッセージを受信した天文学者が、異星人に会いに行く話。カール・セーガンは天体物理学者で、『コスモス』など科学読み物をいくつも書いた人だ。彼が初めて書いた「SF小説」がこの『コンタクト』というわけ。
 この小説は97年に、ロバート・ゼメキス(『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の人)が監督して映画(※このサイトはJAVAを使っています)になっている。特撮は派手だがハリウッドにしては地味な作品で、そこがストイックな内容によく合っていたと思う。映画を観てから小説を読むという順番だったから、長い物語を整理し、見た目にわかりやすくしながら映画にするという作業の流れが見えるようで、小説を楽しむ以外にも面白さがあった。