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元記事

近所のホームセンターやら電器屋やらをはしごして、充電器と充電池の値段を調べに行く。なぜかといえば…すいませんが今日もおつきあい下さい。
 つまりは、マイデジカメであるところのDS-20に使う充電池が欲しいのだった。今のところ、デジカメは乾電池生活を送っている。で、デジカメで使い終わった乾電池というのは、デジカメではもうダメでもまだだいぶ電力が残っているのですね。モバギ(MobileGear:持ち歩き用小型パソコン)に入れると1週間くらい使えたりする。
 デジカメは単3電池を一度に4本使う。モバギは2本。デジカメはわりかしどんどん電池がなくなる。モバギは新品の電池を入れれば30時間(自分の使い方では1か月以上)もつほどの省電力。となるとどうなるかといえば、デジカメで使い終わり、モバギに使われるのを待つ電池が増えてくる。いま数えてみたら20本以上ある。電池大名である。なんだそりゃ。
 会社の近くに、単3のアルカリ電池を30本900円という異常な安値で売っている店があり、ここを愛用していたわけなのだが、先日30本パックを使い終わり、また30本を900円で買うか、それとも充電池と充電器を買うかという話になり、でも充電池とか充電器っていくらくらいするのだろうと市場調査に出てみれば、4本を充電できる充電器が2800円、ニッケル水素の充電池が4本1550円、が今日見つかった最安値。電池は予備を含めて8本必要だから、4本を2パックで3100円。充電器と合わせて5900円なーり。この値段、30本900円の乾電池ならまあ6パック買えるとして減価償却するには180本、つまり45回電池交換すれば充電池のほうがお得になるわけだ。充電池は500回放充電できるということになっており、2パックを交互に使うから1000回電池交換できる。長い目で見れば、また環境に配慮すれば充電池のほうがいいに決まってるのだが、30本パックを6回使いきるまで減価償却できないというのは充電池も意外と値が張るものだね、というところ。駄菓子菓子、ここでハタと気づいたのだ。先日のOBキャンプに出かけた際、デジカメの電池が初日の夜に切れてしまった。近くにはコンビニくらいしかなく、断腸の思いで4本500円もするウルトラスーパーゴージャス電池を買ったのだが、これが普通のアルカリ電池のわりに、普段使っている30本900円アルカリ電池と比べて格段にもちが良い。つまり、1本30円の乾電池にはやっぱり30円なりの電力しか入っていないのではないか。疑念が湧く。ぐつぐつと煮える。
 乾電池のコストを、もっと高く見積もる必要があるらしい。それならば、充電池を使った場合の減価償却ももう少し近くなるはず。よし充電池で決まりだ。週があけたら都心のカメラ屋へ行ってみよう。たぶんそのほうが安くあげられるだろう。
 という結果。ご静聴ありがとうございました。スーパーで買い物をして帰宅。

後日談

この5日後、10/2に買いました、充電器と充電池。富士フイルムのものが充電器3600円、充電池4本1580円。2800円の充電器は単1から単4、さらに箱形の充電池まで充電できる巨大タイプで携行には不適なのだった。買った充電器は単3のみ、4本まで充電できる。これで必要にして十分だ。充電池を使うデジカメDS-20も富士フイルム製で、なんとなくおさまりがよい。(記:98/10/04)