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98864.9km+1074.0km=99938.9km

元記事

京都のまんぷくやに行ってしまった。
 東京から京都へのルートには東名高速、中央高速の2つがある。距離はほとんど変わらず、中央は全線最高速度が80km/hに規制されているがレックスではそう飛ばせるわけでもなく、どちらでもそう変わらない気がする。昼は海沿いを走るのがいいかな、と考え、往路は東名に決めた(といっても、海の見える区間は少ししかないのだけど)。まずは給油。

給油
222.0km÷11.5L=19.3km/L

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▲京都は嵐山のまんぷく

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▲入口から2階へどうぞ

  • 07:02:川崎I.C.から東名に乗る
  • 08:14:99000km突破
     都夫良野(つぶらの)トンネルの手前、大井松田I.C.の少し先から、東名の下りは右ルートと左ルートに分かれる。去年の12月に箱根の仙石原温泉へ行ったときは右ルートを通ったので、今回は左ルート。なぜこのような作りになっているのだろう。面白いけれど。
  • 08:43:日本坂PAにて休憩
     快調快調。
  • 10:13:浜名湖SAにて休憩
     うなぎパイハイウェイカードを買う。東名/中央のSAPAガイドをもらう。
     名古屋の手前では渋滞。日が上がって暖かくなってきた。クーラーを入れるとパワーが下がるので、窓を少し開けて進む。
  • 12:19:養老SAにて休憩
     名神のSAPAガイドをもらう。車に戻ってくると、すぐ脇のトレーラーに積まれた車にヒバリが止まり、ちよちよと鳴いていた。ここで給油。ずっと高速を走っていたから当然というか、異常に燃費が良い。
給油
414.8km÷19.0L=21.8km/L
  • 13:37:京都南I.C.を降りる
     京都に来るのは修学旅行以来。I.C.の出口を走る国道1号は異常な混雑。空が広く、都会といった感じはしない。ちょっとさえない(失礼)地方都市の1つといった印象。京都では建物に高さ規制があると聞いていたが、葛野大路では8階くらいのビルも見たから、この空の広さは規制の結果ではないのかもしれない。1200年を経た現状は、車のやたらと多い街だった。
  • 14:30:嵐山(あらしやま)に到着
     嵐山には渡月橋(とげつきょう)なる木製の橋がかかっており、桂川の桜並木もあって観光スポットなわけである。桜は2分咲き。八つ橋やらお茶やらを売る店、タレントショップ、美空ひばり記念館(!)、人力車、大量の観光客などがずらりずらり。その中に目指すまんぷくやはあった。だいぶ暖かくてラーメンを食べる気がせず、那須と同じく中華丼を頼む。
     那須まんぷくやではマッチをもらったが、このまんぷくやにはその手のグッズがない。紙ナプキンは無地。割り箸は割り箸タワーに刺さっており箸袋はない。伝票の裏に「まんぷくや」と書いてあるのを見つけ、店員さんに頼んで1枚譲ってもらう。ありがとう。
     渡月橋のたもとで桜を眺めていると、人力車夫が客引きをしている。車夫は若い兄さんばかりである。当然というべきか、よく狙われるのは若い女性客数人のグループだ。しかし見ている間、(若い女性客に限らず)誘いに乗った観光客はいなかった。車夫どうしがすれ違いに「どう?」「や〜全然ですね」などとやっている。人力車観光に出てしまえば渡月橋からは離れるから、客引き中の車夫ばかりが目立っていた。
  • 16:06:嵐山を出発
  • 16:56:京都南I.C.直前のスタンドで給油
給油
138.4km÷7.7L=18.0km/L
  • このスタンドを出ようとして、前の車とこすってしまった。先行していた前の車、左ウィンカーを出しておらず、ならば右折だろうと早合点して先行車の左につけた。と、この車が左折したためこすり合いになってしまったというわけ。まいった。相手の車は少し傷がついた程度、こちらは右前の角がへこんでしまった。110番して状況を説明。
  • 17:40:京都南I.C.から名神に乗る
     帰りは中央にしてみる。トラブルのせいで気がさえない。
  • 20:05:恵那峡SAで休憩
     ここで給油。
給油
209.7km÷9.3L=22.5km/L
  • 22:11:双葉SAで休憩
     中央はまさに山道。登坂車線多く、レックスは苦戦。岡谷ジャンクションの手前、「長野方面分岐2km先」の看板を過ぎた直後、左手に夜景が開けた。野原に光の粒をまいたよう。諏訪湖に映る夜景も美しい。
  • 23:30:調布I.C.を降りる
     というわけで、大旅行は無事とはいかないもののひとまず終了。疲労疲労
     帰宅してから天気予報を見て気づいたのだが、京都周辺の天気は大阪が出るのだね。京都、過去に生きる街。