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店内の漫画を「自炊」するレンタルスペースが仮オープン、裁断済み書籍を提供、ネット上は懸念の声多数

「『自分の持っていない書籍をデジタル化できる』というサービスが店頭で行われたのはこれが初めて」。ついにここまで来てしまった。

「店内在庫書籍であれば、定価の40%(+消費税)の料金で1冊まるまるを電子化できる。例えば、400円定価の本の場合は、400円 ×0.4×1.05(消費税)=168円。在庫同人誌は、210円、260円、320円、370円、420円という5段階の料金設定。持ち込みの場合は、 350ページ以内=1冊160円、500ページ以内=1冊210円、以降250ページごとに50円加算となっている」。

ただし、そういうサービスの要望に出版界が応えられていないことも十分自覚すべきとも。

「『自炊の森』も、『裁断した本のレンタル屋』と『裁断された本を自分で自炊できる機械が揃っているレンタル自炊屋』が別の店舗として存在しているなら、まさにパチンコ屋と玉の換金屋のような関係として成り立つかもしれない」。筆者が感じる自炊そのものへの疑問、版元が電子書籍の発行権まで握ろうとしないでほしいといった話も。

「自炊の森」は合法かもしれないが、「合法であることと公正であることは違う」。

「結局、何が言いたいかというと、購入者が損をしたと感じないまともな電子書籍を売って欲しいということです」「もし適正な価格で不自由のない電子書籍を販売すれば、自炊関連サービスは自然消滅すると思います」。

百度:電子書籍販売サイト開設|IT|ChinaPress

「『百度文庫』に、電子書籍販売サイト『文庫書店』が開設された」「現在は開設されたばかりのため商品はほとんどない状態」。

電子書籍:世界標準、日本語も対応 米方式EPUB、縦書き可能に - 毎日jp(毎日新聞)

来年5月にEPUB3.0が策定され、その中に縦書き対応も含まれるという話。「が28日、分かった」という書き方で、このスケジュール自体は以前から出ていたような。たとえば↓の記事とか。

【お知らせ】Googleとの提携について - (株)Jコミの中の人

ブラウザで見る「コミックビューワー」内の広告が、Googleとの提携で自動配信型に。「例えば、アメリカから漫画を読むと、ちゃんとアメリカ企業の広告が出る」。

「保存用コメントが毎ページに付けられるようになり、ボランティアによる翻訳やセリフ検索、用語解説やファン同士の交流など、様々な用途に使えるようになる予定です」など、いろいろパワーアップする由。

ASCII.jp:逆を目指す講談社『BOX-AiR』、掲載作すべてをアニメ化検討!?|まつもとあつしの「メディア維新を行く」

BOX-AiR新人賞は「応募規定が、“ストーリーの第1話・第2話+全ストーリーのシノプシス(あらすじ)”」だそうで、掲載作品すべては自動的にアニメ化も検討するとのこと。OAD(マンガ単行本の付録:オリジナルアニメーションDVD)ならアニメの制作も早い由。

【DHGS×アスキー新書】「生き残るメディア 死ぬメディア」出版記念セミナー|デジタルハリウッド大学院

まつもとあつし司会、ゲストにグッドスマイルカンパニー代表取締役の安藝貴範(「ブラック★ロックシューター」)、映像制作会社ディレクションズ代表の長江努(「イヴの時間」)を招いて。1月11日14時半から16時半、デジタルハリウッド大学大学院秋葉原メインキャンパスにて、参加無料。

【短期集中連載】電子書籍普及に立ちはだかる問題点 第1回 : IT業界動向 - Computerworld.jp

筆者は元麻布春男KindleやNookはゲーム機と同じ方式で、端末で赤字でもコンテンツを買ってもらってペイさせる、一方ソニーは端末でも利益を出そうとしている。その理由を「端末機器を売るためのコンテンツ――つまり書籍――に自信がないからではないだろうか」「(ソニーもシャープも)電機屋ではコンテンツを集められない」と喝破する。