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Mighty Mouseの掃除テクニックが進歩していた

マウスネタが続きますが偶然です。

我が家はMacではMagic Mouseを使って、PCではMighty Mouse(今の名前は「Apple Mouse」)を使っている。どちらもほかのマウスと違って手全体でクリックでき、指への負担が少ないところがいい。

しかしMighty Mouseはスクロールボールが反応しにくくなりやすい。その上分解できない作りになっていて悩ましい。以前もアップルストアで掃除してもらったのだけれど、また調子が悪くなってきた。

このときはウェットティッシュを敷くのがいい、という話を聞いた。しかし今手元にウェットティッシュはない。なにか楽な掃除方法はないかなー、と検索してみたらこんな記事が。

長い記事なので結論を言っちゃいますが、コピー用紙の上でぐりぐりするといいというのだった。そんな簡単な! でもやってみたらびっくり、本当に調子よく回るようになった。驚きだ。紙がスクロールボールについた油を吸っているとかかな。

Mighty MouseはいまAmazonで4800円。もともととてもいい製品で、唯一の設計ミスともいえるスクロールボールの掃除も今回こうやって楽にできるとわかったので、自信を持っておすすめしたい。

なおWindows VistaFirefoxを使っているとき、Mighty Mouseだとスクロールボールで横スクロールもできるようになる。これがなかなか便利だ。

それから、マウスを掃除するときは単にマウスを引っこ抜いてもいいけれど、Windowsならたとえば「ぴたすちお」に「マウス掃除」という機能がある。タスクトレイのアイコンから「ツール」−「マウスの掃除」を選ぶと、こんなウィンドウが出てくる。

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この間はマウスが反応しなくなる。

ぴたすちお」はほかにもいろいろ便利なので、Windowsの人は使ってみてはいかがでしょうか。

Apple mac マウス MB112J/B

Apple mac マウス MB112J/B

グーグル、電子書籍販売サービス「Google Editions」を年内に米国でスタートか - CNET Japan

「、Googleの広報担当者であるJeannie Hornung氏は米国時間11月30日、米CNETに対し、12月中に米国で公開される見通しだと語った」。

こちらはWSJの記事を引いて。「同紙によると、有料で数十万点、無料で数百万点を取り扱う。価格はアマゾンなどと同様の見込み」。もともとは夏に開始予定だったのが遅れていた。ついに来ますか?

学研、iPhone/iPad対応電子書籍ストアアプリ「学研電子ストア」 - MdN Design Interactive - Webデザインとグラフィックの総合情報サイト

「公開時には約100タイトルをラインアップし、アプリ内から購入できる。アプリでは音声や動画の再生、一問一答などの問題を解く際に利用する『赤フィルターチェック』などが一部の書籍に実装され、紙の書籍との差別化を図っているという」。あ、「まんがサイエンス」もここから買うようになるのかな。

第4回JEPA電子出版アワードに63作品ノミネート、ウェブで一般投票受け付け -INTERNET Watch

ノミネートのコンテンツやサービスを見ていると、今年の電子書籍の動きがわかるかも。

hon.jp DayWatch - ポルタルト、iPad・iPhone電子書籍アプリ制作サービス「moviliboSTUDIO」に“書店アプリ”作成機能を追加

「moviliboSTUDIOは、Webブラウザベースの法人向け低価格ASPサービス。PDF原稿をアップロードし、Webブラウザ上で電子書籍アプリをステップ方式でデザインしつつ、専用Ajaxエミュレータ画面でWYSIWYG確認できるのが最大のウリ。今回新しく追加された『シェルフ(本棚)機能』では、Apple社のInApp Purchase課金に対応し、制作した複数の電子書籍群を1つの本棚アプリとしてまとめることが可能になった」。

日経電子版やめた: ぽたモバ

月額4000円に見合うサービス内容ではない、という話。検索期間が過去5年分しかないとか検索回数に制限があるとか(25回を越えると1検索175円!)、100本までしか記事が保存されないとか、ほかにもいろいろあって、ちょっと信じられない仕様だ。

「既存販売店が顧客情報を握りつづけ、惰性で契約してくれる羊のような人だけ相手にしてるなら、いずれ緩慢な死を迎えるしかないよ(合掌)」。

無料電子書籍配信のビジネスモデル: Fionの与太話

これはちょっと珍しいビジネスモデル。DRMがかかっていない電子書籍のデータをダウンロードできる。無料会員は月5冊まで。ファイル形式も限られる。有料会員は「寄付金」を納める。寄付金はダウンロードしたい読者だけでなく、アップロードしたい著者からも徴収。読者はどんな形式のファイルでも(Kindleのmobiとか)いくらでもダウンロードできる。また「有料会員にはいくつか種類があって、たとえば50ドル払えば終身会員になれるので、以降無制限に利用出来る。38ドルの1年会員、10ドルの1ヶ月会員もある」。「著者へ寄付」というしくみもあって、これは全額著者へ渡される。

もうひとつ、アップされた内容は編集者が最低限のチェックをしているそうだ。これはいい。単純な誤字脱字の修正であっても、一度誰かが読むだけで基本的な品質はぐんと上がる。自分が書いた文章はどうしても、チェックの目が粗くなるからだ。パブーもこういうのをやらないかな。

電子書籍に読者は何を求めているか? アスキー総合研究所 - 所長コラム

アスキー総研のレポート「Media Contents Survey(MCS)」をもとにいろいろと。「実は、Kindleユーザーの年齢層が高い」(文字を大きくできたりして、教授できる便利さが大きいから)。

オーム社eStoreで初めての電子書籍購入 - ただのにっき(2010-11-30)

「購入者の情報が埋め込まれたPDFファイルが一本一本生成されるというのは達人出版会と同じ手法だ。コピー防止なんてこれで十分という考えだろう。賛成だ」。米光一成の電書部も同じで、特に今のうちはそもそも買う人の意識が高いだろうから、最初からガチガチにしなくてもいいと思う。

また「オーム社eStoreの開発は@kakutaniのいる永和システムマネジメント」とのこと。

電子書籍で生き残る技術−紙との差、規格の差を乗り越える−

電子書籍で生き残る技術−紙との差、規格の差を乗り越える−

eリーダーの分野でiPadがKindleに迫る–やや’統計のウソ’もありそうだが

電子書籍リーダーのシェアでKindleが下がってiPadが上がっている、でもそれは、iPad電子書籍リーダーと考える人が増えているということかもしれない、という話。「こう考える人はほとんどいないだろう: “Kindleはいい製品だが、でもあと400ドル出してiPadを買おう”」。

電子書籍をTwitterで販促「ブックーポン」 つぶやき数に応じて割り引き - ITmedia News

図書印刷が運営。応援ツイート数に応じて値段が下がっていくとのこと。面白い試み。「応援コメントが100件集まれば900円に、500件集まれば800円になる――といった要領」「応援コメントを投稿しても電子書籍の購入義務は発生せず、コメントしていなくても割引価格で購入可能」。

Togetter - 「電子出版:「『コンテンツと現金を直接交換するモデル』から、『コンテンツの集客力と現金を概ね比例して交換するモデル』へ」」

追加として「出版不況が悪いのか通信環境の整備のお陰かは置いといて、とにかく現状、『出版社の課金力』がグングン下がる一方で『作家個人の課金力』がグングン上がっている、という時勢の変化がそういう状況をつくっている、という点は(皆知ってると思うけど)押さえておこうね、という話」も。

Amazonは今すぐKindleにページ番号を導入すべきだ

「ページ番号がないと出典の注がつけられない。これは特にアカデミズム市場では問題だ」というのは確かにその通りなんだけれど、解決方法がノンブルの表示しかないわけでもないように思う。聖書の「エゼキエル書25:17」みたいに、署名と章、段落ごとに識別子をつけるとか。

Virgin Group、iPad専用デジタル月刊誌「PROJECT」創刊 - ITmedia News

「同誌はデザイン、エンターテインメント、テクノロジー、起業家を主なテーマとし、ビデオやインタラクティブな要素を盛り込んでいる」。

J-ComiからダウンロードしたPDF漫画をハックしてみる - Mes Racines

Jコミで配布されている、広告入りのPDFから「広告をぶっこ抜き、マンガミーヤ的に画像をzipで固めるっていうチュートリアル」。うーん倫理的にどうなんだ。「っていうか広告抜きする価値があるのかという問題」(わざわざしなくても…という意味)ともあるが。

『電子書籍で生き残る技術』(オーム社)にインタビューが掲載されています - 達人出版会日記

「最近は電子書籍本はたくさん出ているのですが、この本は一風変わっていて、とりわけ後半の方では『ワンソースマルチフォーマット』『版管理』といったことが強く打ち出されています」。