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今日のツイート

スクリーン競争が再び激化か? カラー電子ペーパー採用の電子書籍端末が多数登場 - ITmedia +D PC USER

Hanvon Technologyの端末も含めて、E Inkのカラー電子ペーパーの写真がいくつか。見た限りではもうちょっと鮮やかさがほしい感じ。また今後の動向についても。Kindleでの採用に期待したいところだけれど、「Associated Pressは、『(カラーKindleを)扱わない理由はないが、まだ技術的には十分にこなれていない』というAmazonのコメントを掲載している」とのこと。

ブリヂストン:電子ペーパーの新ブランド「AeroBee」お披露目 「最も紙に近い媒体」 - BizBuz - 毎日新聞デジタル

「現在A3サイズを作成できる唯一の電子ペーパー」「5000分の1秒という応答速度が特徴」。「株式会社ブリヂストン | 化工品 | 先端機能材 | QR-LPD」(http://www2.bridgestone-dp.jp/adv-materials/QR-LPD/aero_bee.html)には「ページ切り替え速度が13.1インチ(A4サイズ)で0.8秒」とある。Kindleのような6インチだともっと速くできるのかな。

せかにゅ:Amazonの電子書籍ストアに「小児性愛者ガイド」、ネットで物議醸す - ITmedia News

「同著のカスタマーレビューでは一つ星評価が多くつけられ、『Amazon、恥を知れ』などの批判コメントが書き込まれている」「Amazonは『誰かが好ましくないと考えているというだけの理由で特定の書籍を販売しないのは検閲だと信じている。Amazonは憎悪や犯罪行為を支持も助長もしないが、個々人が自身で購入を決定する権利を支持する』とコメント」。

パブーの「第1回 絵本コンテスト」、大賞受賞作が決定 - ITmedia +D PC USER

大賞はソ・ミジ氏の「ニコニコしょうてんがい」。

hon.jp DayWatch - 教科書向け電子書籍端末の開発ベンチャーのKno社、電子書籍端末「Kno」の価格と発売時期を明らかに

「Knoシリーズにはシングル画面モデル(599ドル=約4万9000円)とデュアル画面モデル(899ドル=約7万4000円)がの2種類が提供され、年末に数量限定で出荷予定。14型カラー液晶モニターWiFiBluetooth/バッテリー寿命6時間/スタイラスという仕様になっている」。

【本田雅一の週刊モバイル通信】 電子書籍元年に迎える年末

「単なる噂が事実として捉えられているケースも見かけられる。そこで、筆者が取材した範囲内の情報をテーマごとに分類し、年末に向けた電子書籍関係の動向をまとめてた上で個人的な意見も書き添えておきたい」ということで、「今回は、主にフォーマットについての話題をまとめてみた」。落ち着いたトーンのまとめ。

「筆者に集まってきている情報を総合すると、各種端末はマルチフォーマットに対応し、少なくともPC上のツールでは複数の電子書籍販売ポータルに対応する方向で調整しているようだが、読者個人に対するライセンス(電子書籍を読む権利)を異なるサービス間で継承するための枠組みについては、まだ調整が必要のようだ」「とはいえ、実際にビジネスが始まりさえすれば、読者にとって悪い方向に行く事はないと思う。複数のシステムが存在することで、競争が発生する見込みが高いからだ。販売価格での競争はあまり見込めないが、運用形態の柔軟性に関しては競争が起きるだろう」。

最後のコストの話は実際の数字が出ていて興味深い。

 電子書籍のコスト構造のうち、もっとも大きな割合を占めているのは配信・課金システムのコストで、おおよそ4割が見込まれている(ずいぶん配信コストが高いと筆者も思うが、この数字はリアルなものだ)。電子書籍の価格は紙の場合の7〜8割というが、多くは7割程度になると見られる。

 ちなみに著者印税は講談社の場合で販売価格の15%、小学館は出版社売上げの25%との事だ。配信は外注されているため、小学館の場合も25×0.6=15(%)と両者は同じ印税率だ。また、前述したように紙の本の7割の価格が付けられる予定であり、この15%にかけ算すると、紙の本で言うところの10.5%が著者印税になる計算。

 すなわち著者の手元に入る金額は1冊当たり、紙でも電子でもほとんど変わらない事になる(ただし電子配信は売上げ実績に対してしか支払われないため、初版分に対してアドバンスで印税が支払われる紙の本とは厳密には異なる)。

【本田雅一の週刊モバイル通信】 電子書籍元年に迎える年末

Togetter - 「電子書籍交換フォーマット策定への経緯」

小形克宏、「電子出版日本語フォーマット統一規格会議」の「報告書作りを手伝うことにしました」のまとめ。「植村八潮さんへのインタビューは、今月中にINTERNET Watchに掲載する予定です」。

で、こんな話が。

ドットブックXMDFの統合という話は、三省デジ懇とは独立してすすめられていた」「おそらく世の中的には、制作環境を統一化できる中間(交換)フォーマットという構想が最初にあり、そこにドットブックXMDFが参入したと受け止められていると思いますが、事実は逆」。

電子書籍交換フォーマットは、すでに実装数で実績のあるXMDFドットブックを統合し、これによりスムーズに既存出版社の電子書籍ビジネスへの参入を促そうというもの」「ぼくとしては、EPUB3.0と電子書籍交換フォーマットは対立するようなものとは思えません」。

ほほー、そうなのか。

iPad等の登場により動き始める米国の電子教科書

長すぎずまとまっている記事。小見出しを拾ってみると、「2014年には米国の教科書全体の約2割が電子教科書に」「電子教科書としてのKindle DXは低評価」「表現力では『Kindle DX』以上のiPad、ただしネットワーク帯域は課題」「勉強を楽しくするさまざまな教育系アプリの登場」(「元素図鑑」が紹介されている)「iPadの機能が授業に貢献する場面も」。

電子豆本計画 feat. iPod nano | WIRED VISION

iPod nanoは写真を閲覧できるので、画像にした電子書籍を読むこともできますよねという話。画面は小さいけれど案外読めるということで楽しそう。

縦書きの本を読み込むときのコツが面白い。左方向にフリックすると次の画像へ行くが、縦書きのページだと逆方向の操作感になる。そこで最終ページを1ページめとし、ページが逆順に並ぶようにして読み込む。iPodでは最終ページから、つまり見た目の1ページめから戻っていく(右へフリックする)と、縦書きのページを順方向に進めていくのと同じになるという寸法。なるほど!

動画をばらばらの画像として切り出してスライドショーで見てみるというアイデアもいい。

Apple iPod nano 16GB グラファイト MC694J/A

Apple iPod nano 16GB グラファイト MC694J/A

第49回 電子書籍のインパクト | WIRED VISION

増井俊之の「界面潮流」。「誰もが作品を公開する」「カテゴリの融合」「権威の変化」「書籍の新しい楽しみ方」。最後の「新しい楽しみ方」として「共同執筆」「ソーシャルリーディング」「ネットサービスとの連携」「協調フィルタリング」。

電子書籍は『新しい書籍』というよりも『新しいコミュニケーション』の道具になる時代が近付いてきています」というのは本当に。そっち方面で、紙の本ではできなかった新しい楽しみ方が広がってほしい。

Kinbricks Now:【出版社必見】レイアウトと読みやすさの両立!中国にあった俺的「理想の電子雑誌アプリ」

雑誌のレイアウトをそのまま電子書籍に持ち込むと、ページの一部を拡大しないと文章を読めなかったりして不便。iPadアプリの電子雑誌「南方人物220期」は写真と文字を分離して、文字部分だけをスクロールして読む形になっているそう。

iPadで動く電子書籍アプリを作ってみる(1)

電子書籍の閲覧ソフトを自分でも作ってみたくなった人のドキュメント。その意気やよし。「次回はPDFページの表示を行います」。

東大、くしゃくしゃに丸められる「軟かい集積回路」を開発! 電子ペーパーや医療機器への応用に期待(動画あり) : ギズモード・ジャパン

「厚さ0.02mmという極薄、さらに紙のように丸めても性能を維持できるIC(集積回路)が東大の染谷隆夫教授と関谷毅講師らによって開発されました」。

文藝春秋が初の電子小説誌、「オールスイリ」をiPhone/iPadアプリで販売 -INTERNET Watch

紙の本は880円で11月18日発売、こちらは800円で11月下旬発売予定。「執筆陣は、米澤穂信湊かなえ奥泉光有栖川有栖辻村深月乾くるみ麻耶雄嵩。このほか、桜庭一樹森博嗣のエッセイも収録」。

トッパン、iPadで約800冊のBtoBカタログを閲覧できるアプリ「iCata」 | クリエイティブ | マイコミジャーナル

「日本建材・住宅設備産業協会のデジタルカタログ集サイト『カタラボ』掲載カタログや、同社によるMediaPress-Netなどを利用する住宅設備・建材業界や文具業界などの企業カタログを中心に提供」。カタログを載せてもらいたい側は費用を払ってPDFをアップするだけでよい由。