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今日のツイート

「ゲゲゲの女房」は普通なのがよかった

面白かった「ゲゲゲの女房」が先週で終わって、今日から新番組「てっぱん」が始まった。

しかし見始めてすぐに、これは最近の朝ドラのいやーんなパターンになる気がしてきた。

視野が狭く、周囲とあつれきを生みかねない行動をとりがちな主人公。もしこれが主人公じゃなかったら単なる自己中、空気を読めず自分の考えを押しつける暑苦しい人だ。これが「逆境にもめげず前向きで元気ハツラツ!」みたいなキャラクターを演出しているつもりらしいので、見ていてなおつらい。

そうか、「ゲゲゲの女房」の布美枝さんは普通の人で、「ゲゲゲの女房」は普通の人の苦労話だから共感できる。そこがよかったんだな。(それに、最終的には苦労が実るとわかっているから安心してハラハラできる。映画の「タイタニック」と同じように、最後どうなるかがあらかじめわかっているから本当の不安を突きつけられない)

あとね、ときどき鋭いことを言わせる脚本もよかった。「低俗な貸本マンガから子供たちを守れ!」みたいな人たちに対して貸本屋のおばあちゃんがふと「自分が正義だと思ってる人ほど恐ろしいものはないねえ」ともらしたり。好きで就いた仕事のことで藍子が悩んでいると知った水木しげるが「がんばったからうまくいく、努力したから報われるというほど、世の中は簡単にできとらん」とつぶやいたり。そういう地に足がついたことをさらっと言わせるのがうまかった。

シャープ、電子書籍端末「GALAPAGOS」発表 -INTERNET Watch

ほとんどヤケというか自虐的というか、なかなか思い切った名前でナイスです。端末名が「ガラパゴス」で、サービス全体のブランド名も「ガラパゴス」。大きさは2種類で表示ともに液晶。液晶のシャープだからか電子ペーパーじゃないのね。それぞれ、KindleiPadに近い画面サイズ。対応形式は「XMDF、HTML、PDF、ePUBをサポートする予定」。

“萌え系”同人誌の舞台はコミケから電子書籍へ! 未来の作家が注目する「emes -えむえす-」とは|デジトレwatch|ダイヤモンド・オンライン

以前も書いたように、これをAppStoreへの同人誌登録代行と考えると、表現できる範囲がアップル基準になってつらそう。

【電子書籍の(なかなか)明けない夜明け】 第1回 携帯電話で成長できた日本の電子書籍市場 -INTERNET Watch

筆者は小形克宏。まずは電子書籍の過去と現在について。そう大きくもない表がわざわざ画像で作られていて、別ページに行かないと見られないというのはなんだろう。

電子出版プラットフォームはやはりAmazonが最強【湯川】 : TechWave

アメリカの作家が、自分の電子書籍がどのプラットフォームでどの程度売れているかのシェアを公表した。75%がアマゾンだったという話。

また出版社経由で売れた電子書籍は少なく、作家自身がアマゾンを通じて販売したものがとても多いとのこと。昨日も書いたように、すでに名前が売れている書き手にとっては、電子書籍は市場を広げてくれるものといえそう。

マイコミ、電子出版の総合情報誌を創刊。電子版も同時発売 -INTERNET Watch

11月中旬に創刊、隔月刊で2100円。PDFの電子版は1260円、年間購読で1号あたり840円になり富士山マガジンサービスが配信。「電子書籍ビジネスにかかわる人を対象に、制作ツールやデータ形式といった技術的な内容、マーケティング、権利関係、事例紹介などを取り上げる」。発行部数は2万部。

道新スタッフブログ: 電子書籍と図書館の役割

10月9日に開かれる「さっぽろ家庭読書フォーラム」内でパネルディスカッション「これからどうなる? 読書の未来 電子書籍の登場でどう変わるのか」が開催。14時50分から16時20分、会場は札幌市民ホール(札幌市中央区北1西1)、入場無料。要事前申し込みのもよう。