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絶版本をネットで閲覧できるようになる由

【元記事:絶版本をネットで閲覧できるようになる由:d:id:manpukuya:20070106:zeppan

日経新聞のニュースから。

政府は絶版になった出版物をインターネットで閲覧できるようにするため著作権法を改正する方針を固めた。国立国会図書館などの公的機関が専門書を非営利目的で公開する事例などを想定している。著作権者に一定の補償金を支払えば許諾がなくても文書をネットに保存・公開できる仕組みを検討する。(中略)

政府の知的財産戦略本部(本部長・安倍晋三首相)が今夏に策定する「知的財産推進計画2007」にこうした方針を盛り込む。

NIKKEI NET:主要ニュース - 絶版書籍、ネット閲覧可能に・政府が著作権法改正へ

車を無人で走らせる、危険な「ゴーストライディング」

【元記事:車を無人で走らせる、危険な「ゴーストライディング」:d:id:manpukuya:20070106:ghostriding

BS1アメリカのニュースをやっていて、その中で紹介されていた話。

「ゴーストライディング」(ghost riding)という危険な遊びが、若者を中心に流行している。これは、ゆっくり走らせている車から乗員が降りるなどして、無人になった車の上に乗ったりする遊び。

オートマ車クリープ現象を利用したり、ギアをニュートラルに入れたりすると、アクセルを踏む人がいなくても車を進ませることができる。運転席に誰もいない車の後部座席から乗り出したり、ドアを開けてボンネットからトランクへ飛び移ったりする。

その様子はネットで公開され、若者の間に広がっているとのこと。

ネットで公開ってつまり…と思う間もなく、画面にはYouTubeのページが映し出された。

これはもちろん非常に危険であり、事故を起こすこともある。ニュースのインタビューを受けていたゴーストライディング愛好家の青年は、「周りに気を配って、安全な場所でやるようにしているよ」と話していたが、そういう人ばかりではない。現に、普通の住宅街でゴーストライディングを行い、電柱に突撃してフロントがグシャリ、という映像もある。

警察の人の「危ないからヤメレ」というようなコメントでニュースはしめくくられていた。

ゴーストライディングをする人の気持ちもなんとなくわかる

ゴーストライディングが危ないのは明らかなのに、多くの人がそれをする。つまりみんなに、それをする動機があるということだ。そしてその動機も、なんとなく想像できると思う。

自動車は、テクノロジーの象徴のひとつである。にもかかわらず、人間が動かさないとただの鉄の塊でもある。また動いている車はとても危険であり、同時に生活の中で珍しくないものでもある。

そんな微妙なバランスを、ゴーストライディングはひねって見せてくれる。そこが人の興味を引くのではないかと思った。いやもちろん、「危ないからヤメレ」というのは当然なんですけどね。