今日のブックマーク
- 08:11:59 ウラゲツ☆ブログ : 青山BC六本木店が25日より休業、6月7日新装開店
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本 ABC改装のため4/25-6/7お休み
「東京メトロ沿線ウォーキングオフ」
新宿からさらに上野方面へ移動して、id:hisamura75さん主催のオフ会(の飲み会パート)に参加させていただく。
人と人の意外なつながりと仕事とWebの話など。でもこういうときって、ついつい自分が一方的にしゃべってしまう傾向がある。反省。
「知るを楽しむ」テキスト売れ筋情報
この間まで「知るを楽しむ」で放送されていた「日本語なるほど塾−あなたの知らない語感の力」(講師:黒川伊保子)のテキストを買いたくなり、紀伊國屋書店本店と三省堂新宿店へ。
日本語なるほど塾 2006年2ー3月 (NHK知るを楽しむ/木)
- 作者: 林望,日本放送協会,日本放送出版協会
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2006/01
- メディア: ムック
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残念ながら2軒とも売り切れだったが、紀伊國屋では「大好評再入荷!」というPOPがついているテキストがあった。それが、今をときめく川島隆太の「この人この世界−脳を鍛える」(→前半の内容/→後半の内容)。さらに三省堂では、店員さんに「『知るを楽しむ』のテキストを探しているんですが」と聞いたらすかさず「もしかして脳のアレですか? すみません今は品切れで…」と返された。川島隆太先生、恐るべし。そして脳ブームはまだまだ続きそうですぞ。
この人この世界 2006年2ー3月 (NHK知るを楽しむ/月)
- 作者: 川島隆太,日本放送協会,日本放送出版協会
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2006/01
- メディア: ムック
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「語感」のほうは、紀伊國屋の検索端末で「黒川伊保子」を探してみたところ『怪獣の名はなぜガギグゲゴなのか』(ISBN:4106100789)が出てきた。ああこの本の人なのか、とこれを買った。
- 作者: 黒川伊保子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2004/07/01
- メディア: 新書
- 購入: 1人 クリック: 26回
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「第25回 宇宙科学講演と映画の会」
新宿へ移動し、JAXA/ISASが主催の講演+映画会へ。会場は超満員で、立ち見やロビーでの中継観覧まであった。男女比は男性9.5:女性0.5(もっと極端かも)。年齢層がとても高く、50代以上のおじさん多数。後ろのほうの席で見ていた知人が「頭の地肌が見える人がたくさん」と表現していたのがおかしかった。会場では松浦晋也さん、鈴木順さんなどに会う。
講演は、平林先生による電波望遠鏡「はるか」の話と、川口先生による探査機「はやぶさ」の話。どちらもリラックスした雰囲気。
平林先生の独特のユーモアは、会場でもいい感じで受けていた。質疑応答では「人工衛星と地球を結んで大きな電波望遠鏡を作るのがよいのなら、たとえば月や火星に電波望遠鏡を作ればもっとよいことになるのか」という質問。平林先生の回答は「月に電波望遠鏡を作るよりは、周囲の環境に影響されない人工衛星のほうがいいような気がします。また、いきなり大きなものを作っても見る物がないかもしれない。少しずつ大きくしていくのが順当でしょう」ということだった。
川口先生は、講演のタイトル「3億kmかなたに宇宙船をあやつる」を、平林先生の講演タイトル「3万kmの瞳」を見て即座に決めたそうで、ほかにも言葉の端々に負けず嫌いなところと、同時に熱いパッションが伺えた。そして今は「個人でお楽しみください」のすごい画像が、あんなものやこんなものまで。こりゃすごい。
イトカワ探査の際、地形にあれこれニックネームをつけていたという話は初耳。「イトカワ富士」「M-V」「ペンシル」「調布」「武蔵野」「相模原」「筑波山」「内之浦」「臼田」「八ヶ岳」「能代」「白神山地」といった名前をどんどんつけて、「あの岩のあのあたり」とか言わずにすむようにしていた由。
映画は「50年目の再現 ペンシルロケット水平試射」。去年の夏に開催された、ペンシルロケットフェスティバル(d:id:Imamura:20050819:pencil)の準備と当日の模様を紹介するもの。「ペンシルロケットというとても小さなシステムを、最初から最後まで自分たちで作れるというのはいい経験になるでしょう」という的川先生の言葉がすべてを語っていた。
今日のこのイベント、実は行こうかどうかちょっと迷っていた。でも、非公開の情報や混雑具合、客層の偏りなど、現場で見て初めてわかることがいろいろあって収穫だった。行ってよかった。
関連リンク
この日記での関連記事
- 「『宇宙科学講演と映画の会のお知らせ | JAXA』」(d:id:Imamura:20060315:jaxa)
- 「宇宙作家クラブ例会」(d:id:Imamura:20060325:sacj:平林先生に「はるか」の話を伺ったことについて)
伊藤若冲の「動植綵絵」を三の丸尚蔵館で
d:id:Imamura:20060409:jakuchuで言及した展覧会「花鳥−愛でる心、彩る技 <若冲を中心に>」へ行く。三の丸尚蔵館の展示室はごく狭く、でもおかげで疲れなくてよい。入場無料。これなら、会期中近くに来たらちょっと寄るとかしてもいいかも。
「動植綵絵」の現物を見るのは初めて。この迫力、この筆致。日本画なのに主線(おもせん)がなく、面の塗りで表現している。おまけに実物は羽根に立体感まで感じられ、ちょっと油絵みたい。
なるべく近寄って見たいのだが、作品はガラスの奥にありあまり近づけない。来館者の中にはオペラグラスを使っている人がいて、なるほどと思った。次回はその手を使おう。
三の丸尚蔵館がある皇居東御苑内は、「都会の喧噪を離れて…」みたいなナレーションが似合いそうな、のんびりした雰囲気。植物にこまごまとネームプレートがついていて、花や木をじろじろ見るのも楽しいものだと思ったりして。
この日記での伊藤若冲への言及
- 「『ハマリごと--伊藤若冲』」(d:id:Imamura:20050130:jakuchu)
- 「伊藤若冲の『動植綵絵』と辻惟雄の『奇想の系譜』」(d:id:Imamura:20041222:kisou)
晴れ
- 2006年4月15日の記事をまとめ読み:http://ima.hatenablog.jp/entries/2006/04/15