今日のコメント
- id:yms-zun『桜玉吉の一連の作品「○○漫玉日記」なんかもキツいものがあります。』
- id:yms-zun『ああ、たけくま日記で「まだこっち側にいる」と書かれてますね。』
- id:manpukuya『桜玉吉は、アフタヌーンの「なぁゲームをやろうじゃないか!」もときどき暗ーくなってましたね。竹熊健太郎は吾妻ひでおなどとは区別していますが、私もかなり近いものを感じます。』
- id:DocSeri『須藤真澄……は「洒落にならない」という程ではありませんね。すがわらくにゆきの「おれさま!ギニャーズ」田丸浩の「最近のヒロシ。」あたりは結構洒落にならないかも。』
- id:manpukuya『むう、そのあたりになるとちょっとわかりません(すがわらくにゆきは同人誌時代しか知らない)ですが、大変な状況を笑いにくるむ作風のはいろいろ読んでみたいです。』
「コメントを書く」リンクを自分でつける
今日の各記事では、それぞれの記事のコメント欄へのURLを示してみている。
はてなダイアリーでは「記事別表示」にした場合、その日全体へのコメントは表示されない。たとえば、
http://d.hatena.ne.jp/manpukuya/20050306/(id記法では「d:id:manpukuya:20050306」。その日全体のURL)の「コメントを書く」から書いたコメントは、
http://d.hatena.ne.jp/manpukuya/20050306/comment(id記法では「d:id:Imamura:20050306:comment」。これが「記事別表示」のURL)を見たときには表示されないのである。
とはいえコメントはたいていの場合、その日のどれかの記事へのコメントである。だからコメントは、記事別表示のURLからいただくのがいいといえばいい。でもそういうことを閲覧者に考えてもらうのは申し訳ないし面倒だ。
そこで、記事別表示のURLのコメント欄へのリンクを、自分でつけてみてはどうかと考えた。日記には次のように入力する。
><div class="caption">[<A href="http://d.hatena.ne.jp/manpukuya/comment?date=日付(20050306など)§ion=見出しのname属性(この記事では「comment」)#c">この記事にコメント/トラックバック</a>]</div><
こう書くと、下のようなコメント欄が出現する。
ここからコメントしてもらえば、記事別表示にしたときにもコメントが表示される。トラックバック用のURLも、その記事だけへのものが示される。
05/03/09追記:数が増えるとうるさいので、クラス名を標準の「caption」とは別にして、もう少し落ち着いたスタイルシートを指定した。d:id:manpukuya:20050308からが新スタイルになっている
05/03/24追記:自分で追加した「この記事にコメント/トラックバック」リンクのクラス名は3月7日まで「div.caption」であり、その日の記事の最後に自動的につけられる「コメントを書く」と共通であった。しかしその親要素は違っていて、それぞれ「div.body div.section div.caption」と「div.body div.comment div.caption」であることに気がついた。つまり、2種類の「div.caption」へのCSS指定は、「div.section div.caption{…}」と「div.comment div.caption{…}」に書き分けることができる。そこで、それぞれCSSを書き分けてみた。3月8日以降は独自クラスをふったが、これのクラス名も「.caption」に書き換えようかな。
日記を書く側にとっては面倒は面倒だが、現状ではこれが、閲覧者にとって一番便利なのではないかと思う。
実は、はてなダイアリーの記事別表示機能についていろいろ考えるうち、将来的にはMovable Typeのように、見出しごとにコメント欄が作られることになるだろうと思っている。そこで試しに、このように自分でコメント欄をつけてみた次第。いかがでしょうか。
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役に立つスパム
昨日くらいから、ちょっと変わった宣伝メールが届くようになっている。タイトルを拾ってみると以下の通りである。
- THE MOVIEメールマガジン 第3号
- 『THE MOVIE』 第5号
- ・J-POP ランキング情報!・【MUSIC INFOメールマガジン】(※同タイトル2通)
- 気になる歴史の意外な裏側!【歴史雑学メールマガジン 第86号】(※同タイトル2通)
- ・これで春はバッチリ・《花粉症対策特別号》
- ・ミミより!!花粉症対策特別号・
- ┏注目┓おススメDVD情報!【THE MOVIEメールマガジン 第3号】
これらのメールはすべて、「yournet.ne.jp」ドメインから届いている。メールマガジンの体裁をとっているが、もちろん購読を依頼した記憶はない。
中身は、映画情報であれば「アカデミー賞の行方」とするレオナルド・ディカプリオについての記事や、『コラテラル』のDVDが発売中であるといったもの。
J-POPはシングルやCDのランキング。
歴史ものでは、「前回まで書いてきました水戸黄門と朱子学ではその後の水戸尊攘派の生い立ちとの関連について述べてきましたが、今回からはうって変わってチンギスハーンの生涯について諸説交えながらお話しましょう」という記事と、「坂本竜馬の秘密 2」。
花粉症のメールでは、花粉症の原因や甜茶について、そのほかの対策についてなどが紹介されている。
それぞれ、けっこうしっかりしている(ように見える)記事が入っている。文章の一部を抜き出して検索してみたが、結果は0件。ということは、この記事はどこかから転載されたものではないようだ。
で、記事の合間に「PR」として、出会い系サイトが紹介されている。発信者にとっては、たぶんここがキモなのだろう。つまりこれは、メールマガジンの体裁をとったスパムメールなのだった。しかも内容は書き下ろしらしい。ずいぶん手の込んだことをするものだ。
ちょっと面白いので、削除はせずにとってある。送られてくる頻度がもう少し低ければ、好感すら持ってしまいそうだ。もちろん「PR」で示されたURLへ行ってみたりはしない。
吾妻ひでお『失踪日記』の類書
(ここで書こうとしていたことは、「たけくまメモ: 極限漫画の世界」に近いけれど、それでも書くのだ)
吾妻ひでおの『失踪日記』(ISBN:4872575334)を読んで、マンガ家の半分シャレにならない私生活を描く作品ってほかになにがあるだろうかと考えた。
まずはやっぱりつげ義春。上の記事では『無能の人』が挙げられている。
- 作者:つげ 義春
- 発売日: 1998/03/02
- メディア: 文庫
『貧困旅行記』(ISBN:4101328129)もいい感じだと思う。
あとは花輪和一の『刑務所の中』(ISBN:4883790657)。と、上の記事と同じ流れでスイマセン。
これらに共通しているのは、大変な私生活がユーモアにくるまれているところで、そこがすごいところでもある。安野モヨコの『監督不行届』(ISBN:4396763530)も似たようなテイストのようだ(読もう)。
- 作者:モヨコ, 安野
- 発売日: 2005/02/08
- メディア: コミック
とすると、内田春菊の「私たちは繁殖している」シリーズもあるかも。
- 「私たちは繁殖しているイエロー」(角川文庫・ISBN:4043444044)
- 「私たちは繁殖しているピンク」(角川文庫・ISBN:4043444052)
- 「私たちは繁殖しているブルー」(角川文庫・ISBN:4043444060)
- 「私たちは繁殖しているレッド」(角川文庫・ISBN:4043444273)
私小説的な流れだと、永島慎二の『漫画家残酷物語』や『フーテン』(ISBN:4480022619)、林静一の『赤色エレジー』(ISBN:4091924719)などがある。これらは、自分を笑わせるというのとはちょっと違っているが、これはこれで面白い。
- 作者:永島 慎二
- 発売日: 2003/06/01
- メディア: 単行本
- 作者:永島 慎二
- 発売日: 2004/06/24
- メディア: 単行本
マンガ家が、自分の生活を客観化してユーモアとして提示する、という意味では、星里もちるの『モチはモチ屋』(ISBN:4839902283)もいい。暗い話ではなく、コンピュータをめぐる話が中心のエッセイマンガ。面白いです。うまいマンガ家はエッセイマンガもうまい。
となると、とり・みきの『愛のさかあがり』(上:ISBN:4480030573/下:ISBN:4480030581)も…と、単なるエッセイマンガの紹介になっていってしまうのでこのくらいで。
(こうして挙げていってみると、多くの作品が絶版になっている。残念なことである)
コメント
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- id:yms-zun『ああ、たけくま日記で「まだこっち側にいる」と書かれてますね。』
- id:manpukuya『桜玉吉は、アフタヌーンの「なぁゲームをやろうじゃないか!」もときどき暗ーくなってましたね。竹熊健太郎は吾妻ひでおなどとは区別していますが、私もかなり近いものを感じます。』
- id:DocSeri『須藤真澄……は「洒落にならない」という程ではありませんね。すがわらくにゆきの「おれさま!ギニャーズ」田丸浩の「最近のヒロシ。」あたりは結構洒落にならないかも。』
- id:manpukuya『むう、そのあたりになるとちょっとわかりません(すがわらくにゆきは同人誌時代しか知らない)ですが、大変な状況を笑いにくるむ作風のはいろいろ読んでみたいです。』
曇り
- 2005年3月6日の記事をまとめ読み:http://ima.hatenablog.jp/entries/2005/03/06