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「ごめんなさい」が言えなくて……(海外ボツ!News・04/05/29付)

【元記事:「ごめんなさい」が言えなくて……(海外ボツ!News・04/05/29付):d:id:manpukuya:20040601:tel

[画像:フォーン・ブース]ニューヨークに、「ごめんなさいホットライン」なるサービスがあるという。有料で、電話をしても出てくるのは留守電だけ。そしてそこに、「誰にも言えない『ごめんなさい』」を吹き込めるサービスだそうだ。なんだか面白い。

そして、発案者の写真が記事に載っているのだが彼の顔、マンハッタンを舞台にした電話ボックス映画『フォーン・ブース』(→マイレビュー)の主人公、コリン・ファレルにちょっと似ているのがさらに面白いと思った。

AH-K3001V所感[2]

【元記事:AH-K3001V所感[2]:d:id:manpukuya:20040601:p1
  • その1はこちら:AH-K3001V所感(d:id:Imamura:20040530:AH
  • バイブレータの振動が弱く、マナーモードにしていると着信にちっとも気づかない。薄いぶん、モーターが小さいのだろうか。かなり困る。もっとこう、ハートがふるえて、燃えつきるほどヒートしてほしい。いや嘘です。
  • 今まで使っていたPanasonicのフリップタイプ端末「KX-HF300」と比べると、画面とキーが離れており、両方を視界に入れることができない。文章を入力する際に、画面とキーを交互に見るために視線を上下させなければならないのがストレスに感じる。
  • 留守電に入ったメッセージを聞く方法が操作メニューの中にない(と思う)。マニュアルを読んで、留守電メッセージを聞くための電話番号を確認できたが、不親切だと感じた。

キーワードモデレーションシステム稼働、に感じる不安

キーワードモデレーションシステム案」の提示を経て、キーワードモデレーションシステムがひとまず稼働を始めた。が、どういうキーワードに対して票を投じたらいいのか、自分の姿勢が決まらない。

自分の場合、文脈外のキーワードにリンクしてしまう、いわゆる「誤ヒット」もまたはてなダイアリーの楽しみであると考えている。日記の登録後「キーワードの編集」(キーワードへのリンクを外す操作)をするのは自分にとって苦ではなく、また、面白い誤ヒットだと思えば「キーワードの編集」はしない(たとえば最近は、「緊[[急電]]源」が面白いと思った)。

一方、ほぼ必ず「キーワードの編集」をするキーワードもある。たとえば「日記」「情報」「文化」「社会」「残念」などで、これらへリンクしないのはそれぞれ理由がある。とはいえ、必ず「キーワードの編集」をするキーワードに、ただマイナスモデレーションをつければいいのかというと、そういう気持ちにもならない。

リンクしたくない、という意思表示の一票がたまっていくとキーワードへ自動リンクしなくなる。そこまではいい。しかしさらにマイナスモデレーションがたまると、そのキーワードは削除されてしまう。これは避けたい。自分にとっては、リンクはしたくないキーワードであっても、それが即、削除してほしいキーワードではないからだ。

個人的には、多重登録されたキーワードを除けば、キーワードはむやみに削除したくないと思っている。誰がどんなキーワードに価値を見いだすかわからない以上、価値観の受け皿であるキーワード空間はできるだけ広げておきたいと思うからだ。

リンクしたくないキーワードの中には、説明が面白かったりしっかりしていたりするキーワードもある。モデレーションシステムは、「リンクしたくない」というユーザーの気持ちを重視するあまり、キーワードの辞書的な側面を殺してしまいやすくなるのではないか。

もしかすると、はてなは、多くの人がリンクしたくないと考えるキーワードは、たとえ説明がしっかりしていても無用だ、と考えているのだろうか。しかしそんなことはない。はてなは、キーワードの存在意義の一つに辞書的な側面をきちんと挙げている(→d:id:hatenadiary:20040601#1086065845)。とはいえ、その意図がきちんと実装されているかというと、少し疑問でもある。

「自分の日記からこのキーワードへリンクしたくない」気持ちと、「このキーワードを削除してほしい」気持ちは、感情のベクトルが違うのではないか。この2つの気持ちを、1つの「キーワードモデレーションシステム」で扱うのは難しいのではないか。というのが、今のところの印象だ。

もしかすると、マイナスをつけないキーワードにはどんどんプラスモデレーションをしていくべきなのだろうか。それは大変すぎる。「とりあえず、全キーワードにプラスモデレーション」という機能が欲しくなる。さてどうしたものだろう。

それから、「キーワードモデレーションシステム案」へのコメントとして、d:id:Imamura:20040327:p2では「キーワードの存在そのものを許すかどうかではなく、自分の日記がそのキーワードへリンクするかどうかが、ユーザーにとっては重要なのだと思う。であれば、自分の日記からキーワードへリンクするかどうかを、細かくコントロールできればそれですむのではないか。」と書いた。ほかにも心配ごととして、「『削除予定キーワード』がなくなると、登録や編集はしていないが気に入っていた、というキーワードが、いつの間にか削除されていることがありそうで心配。」とも書いた。残念ながら、「キーワードモデレーションシステム」は今のところ、これらに応えるものではない。