メガスターII上映観覧
川崎市青少年科学館にて。
投影にはメガスターIIを使いつつも、解説は科学館の方だったのがちょっと意外だった。また、メガスターが好きとはいっても、星座の名前すら怪しい自分にとっては、今回のプログラムに「星座の探し方、見分け方」のような基礎的な内容が多く含まれていたのはありがたかった。
メガスターIIの星空は、地平線から下にも投影される。カバーをつけたりすれば防げるのだろうが、自分の体に星が浮かぶのが、これはこれで面白い。
壁ぎわの席に座っていて、天の川の地平線の端が自分のほうに向かっていたので、ふと後ろを振り返ってみた。すると、壁には天の川の星がみっしりと投影されている。壁に砂をまぶしたような、濃密な星空だ。すごい。
また今回は、館のアイデアで双眼鏡が貸し出された。大マゼラン雲を見てみると、きちんと細かい星の集合でできているとわかる。いい趣向だ。そしてこの細かい星空からは、数千個から数万個しか星を投影しない業務用プラネタリウムでは、望むべくもない奥行きを感じられる。すばらしい星空を大いに堪能できた。
量子コンピュータのどこがすごい?(d:id:mkomiya:20031031#p1さん)
少し前に、NECと理研が量子コンピュータの基本回路を作った、というニュースが出ていた。それについてのd:id:mkomiya:20031031#p1さんの記事。
CNETの「NECと理化学研究所、量子コンピュータの基本回路を完成」(10/30)を引き合いに出していて、さらにかみくだいて説明してくれている。
今はまだ基本回路の段階だけれど、いつかとてつもない性能のスーパーコンピュータが登場し、のちにはパソコンにも革新が起きるだろうと予測できるのは楽しい。
雨
- 2003年11月3日の記事をまとめ読み:http://ima.hatenablog.jp/entries/2003/11/03